鈑金塗装 CH-Rのサイドステップ
今回は、先日の大雨の中走行中に水の中にある石に気づかず乗り上げてしまい、サイドステップが割れてしまった。
という鈑金塗装のご依頼が入りましたので、一連の作業をご紹介します。
依頼内容
この様に、乗り上げた衝撃でサイドステップにヒビが入ってしまい、今にも半分に割れてしまいそうな状態です。
今回はお客様のご希望により新品交換での作業となりました。
作業としては、
●下地の準備
●調色
●塗装
●仕上げ
大きくこの4つに分かれます。
鈑金塗装作業
下地の準備
届いた新品のパーツになります。この状態では、塗料が乗らないためまず、ペーパー(紙やすり)等を使用して、足付けと呼ばれる作業をおこないます。
足付けが完了したパーツがこちら。
この足付けの作業が丁寧に行われていないと、塗料の乗りが悪くなったり、塗った面に凹凸ができるなどの原因にもつながります。
調色
調色の作業です。調色機を使用し、ボディの色を数値化その数値を使用して、塗料を調合。
何度もテストペーパーに吹き付けては、実際の依頼車両の色と照らし合わせて塗装に使用する色を確定します。
塗装
実際の塗装作業になります。一番この作業が神経を使う作業で、専用の塗装着に着替え、ゴミやほこりがパーツにのら内容慎重に塗装してゆきます。
塗装の際には塗料を吸い込む危険、ゴミや、ホコリなどがパーツに付着する危険などがあるため、専用のマスク、塗装着を着ての作業となります。
仕上げ
最後に塗装したパーツの磨き作業になります。ここで綺麗にゴミなどを取り除きパーツを完成させてゆきます。
パーツを取り付けたら完成です。
終わりに
今回の様に悪天候下での運転は、事故の危険も増加します。特に運転中は前方はよく見えていても、足元に危険があることも少なくありません。
悪天候下での運転はなるべく避け、少しでも事故のリスクを回避しましょう。